(一社)倫理研究所 家庭倫理の会熊本中央
〒860-0812熊本市中央区南熊本4−4−12 
TEL096-371-5946 FAX372-2023
家庭倫理の会とは? おはよう倫理塾
子育てセミナー こども倫理塾

平成29年度家庭倫理の会熊本中央

[家庭倫理講演会]が開催されました

テーマ 「つながる」

熊本中央では、2月28日(土祝)10:00〜11:45 熊本市民会館大会議室(市民会館シアーズ ホーム夢ホール)で、  「つながる」 のテーマで 家庭倫理講演会をが行われました。

 

挨拶  嘉悦京子 会長

昨年の地震で熊本は大きな被害を受けた。甚大な被害を受けた熊本城は痛々しい姿になったが、一本脚で残った飯田丸は、市民の復興への願いのシンボルである。今回、その熊本城の足下にある市民会館シアーズホーム夢ホールで、水野美紀子講師をお迎えして倫理講演会を開くことができて嬉しく思っている。

挨拶 萱野晃 熊本市中央区長

今年の倫理研究所のテーマが「つながる」とわかって、嬉しかった。というのも、昨年の地震以来、机上に「つながり」という小旗を立てて市の復興にあたっていたからだ。偶然、倫理研究所のテーマと合致した。

地震後、熊本では避難所が不足したが、自主的に施設を提供してもらい、地域のつながりで慰められ、元気づけられた。

地震は大変な出来事ではあったが、絆を強めてくれたことはいい事だった。

 

 

講演  生涯局 水野美樹子講師

 つながりの中で生きている

人はつながりの中でしか生きていけない。大自然とのつながりへ畏敬を忘れているのではないだろうか。また人とのつながりに感謝を忘れているのではないだろうか。

世界の平和のためにはどうすればいいかという質問に、マザーテレサは、「家庭に帰って家族を愛すること」と答えている。世界平和の基本は、一つ一つの家族である。

家族のつながり

昔はよくあった三世代家庭も激減し、核家族が多くなり、最近は家族も個々で生活している場合も少なくない。

魂のつながりは目に見えないものである。夫婦の絆、親子の絆は目に見えないところでつながっているもので、大切にしなければならない。

夫婦の間で、お互いになかなか素直になれないセイ病(みんな人のせいにする)と、くれない病(・・してくれない)のために、お互いに不平不満を持っている人が多い。夫婦のちぐはぐの気持ちは、子供の不安定につながる。困ったことがあったら、根が浅い内に修正していったらいい。

夫婦の横のつながりと同時に、私達は、祖先から受け継ぎ、子や孫へつながる命のバトンリレーの中に生きている。自分達が先祖を大切にして、そのお蔭で命がつながっていることを子や孫にも伝えなければならない。

 苦難は不幸ではない

だれにでも苦難は起こる。苦難自体は不幸なことではない。苦難が起こったら自分を振り返るいい機会である。不幸のままにしておくのか、幸福に転じるよう心がけを変えるのか、自分次第である。

苦難を一人で抱え込まないで、原因を考え、一つ一つ解決し、人のために役立つ人間になるよう努力をしよう。

 

実践 報告   澤田真鶴さん

 澤田さんは、次男の子育ての問題が発端となって、夫婦関係、親子関係を見直した、という実践報告があった。

 次男は小学校入学と共に急に唐突な行動が始まり、不登校となった。悩み抜いて倫理塾や子育てセミナーに参加した。「子供を信じ、明るく過ごすように」と言われ、
覚悟を決めて実践した。

そういう中に今度は夫がリストラされた。夫の両親とのことを聞かれ、ふと、夫が澤田家に養子に来てくれたのに、夫への気遣いが足りなかったことに気が付き、夫の父の墓参を始めた。その頃、夫に新しい就職先が決まった。

夫には幼い時に別れた実の親がいた。この機会に市役所など調べ探し当て、すでに故人になっていた父宅を訪問した。写真の父が夫とそっくりで、命はつながっていることを実感した。

その頃、次男がサッカーのボールが当たり、脳しんとうを起こした。それをきっかけに小児発達科の医師に出会い、次男の頭の中に生まれつき、袋があることが判明した。次男の唐突な行動の原因がわかり、親として子供に無理を言っていたことを反省し、これからは次男を信じて行くことを決心した。

この後、次男の行動も落ちつき、高校も卒業、現在は理学療法士を目指す二十二歳となった。

次男は、これからも社会にお世話になることを考え、自分も学校、町内、また倫理の方でも子育て委員長として世の中の役に立つよう頑張っている。


                                     HOMEへ

All Rights Reserved, Copyright kateirinrinokaikumamotoshi 2007-2010